「C9」のテスト情報や豪華声優陣,菅野よう子さん/土屋アンナさんによるオリジナルソングなどが発表された「C9 プレスカンファレンス」レポート
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「C9 [Continent of the Ninth]」プレオープンテストに4Gamer読者枠で応募する
![]() ゲームオン 第三事業部 部長 麥谷将人氏 |
C9のプレゼンテーションを行ったのは,ゲームオン 第三事業部 C9運営チーム プロデューサー 中川敬順氏と,C9公認ナビゲーターを務める松井 悠氏。松井氏は,ゲームライターや国際的なゲーム大会の日本プロデューサーとして活動している傍ら,格闘ゲームやFPSなどの対人戦コンテンツを持つゲームを中心に年間200本以上のタイトルを実際にプレイしているという人物だ。中川氏は,アクション性の高さを活かしたたPvPをメインコンテンツに据えるC9を発展させていくにあたり,ゲームを選別する厳しい目が必要だと考え,松井氏を起用したと説明した。
![]() C9公認ナビゲーター 松井 悠氏 |
![]() ゲームオン 第三事業部 C9運営チーム プロデューサー 中川敬順氏 |
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また,「異界の門」が隠された9番目の大陸を目指すというストーリー展開や,プレイヤーキャラクターが「ハンター」「ファイター」「シャーマン」の3タイプであることが紹介された。中川氏によれば,ハンターは短剣と弓を駆使したトリッキーな戦闘を得意とし,ファイターは大剣を振るう攻撃やプロレス風の技が特徴だという。紅一点のシャーマンは,魔法による遠距離攻撃を得意とする一方で,蹴りなどの体術にも長けているとのこと。なおナビゲーターの松井氏は,ファイターがお気に入りだそうだ。
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C9のグラフィックスに関しては,現在,オンラインゲームで使われているほとんどの技術が駆使されているという。会場では,その中からスピード感を強調しているモーションブラー効果と,背景をぼかして遠近感を出す“フォーカシング効果”の二つが紹介された。とくに後者に関しては,奥行きが表現されることから,PvPで相手との距離感がつかみやすくなると,松井氏は話していた。
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そのほか,パーティプレイおよびPvPのデモプレイが行われた。前者では,第2大陸の城を舞台に,レベル30のプレイヤーキャラクター4人によるパーティプレイを披露。ハンターの上級職であるアサシンと,シャーマンの上級職であるタオイスト/エレメンタリストも紹介された。
PvPは最大8対8で戦えるとのことだが,会場では2対2のデモプレイが行われ,PvP用のロビーへは,CTRLキーを押してメニューを呼び出すことで,ゲームのプレイ中いつでもシームレスに移動できることなどが紹介された。ちなみに,PvPで使われたマップ「運命の決闘場」は,回廊や落とし穴などが配置されているとのこと。
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加えて,プレイヤーキャラクターそれぞれのボイスを演じる声優陣が明らかとなり,ボスモンスターとの決戦前に再生されるそれぞれの決めゼリフが公開された。最後に発表された山口由里子さん演じるシークレットキャラは,中川氏によると,正式サービス開始後,そう遠くない将来に詳細が発表となる予定だ。ほかにも,主要NPCにはボイスが採用され,それを演じる声優陣は総勢36名にも登るという。
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![]() Webzen C9開発チーム プロデューサー ユ・チュンギル氏 |
続いて登壇したのは,Webzen C9開発チーム プロデューサー ユ・チュンギル氏。ユ氏は,開発チームのスタッフとの「最近のゲームはプレイしていて眠くなる」という会話がC9の発端だったと,開発当時のエピソードを語った。しかし“眠くならない”ゲームにするために“アクション”というキーワードを掲げたまではよかったものの,ユ氏をはじめスタッフ達はアクションゲームを作ったことがなく,何から手を付けていいか見当がつかなかったとのこと。そこで,まず各自が好きなキャラを作ってPvPを行い,負けたキャラを作り直してまたPvP……ということを延々と繰り返していったという。その結果,ほかのタイトルにはない幅広いプレイスタイルを許容する,C9のPvPが出来上がったとユ氏は説明する。
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またユ氏曰く,現在は9つの大陸のうち第6大陸を開発中だ。続く第7大陸はより挑戦的な内容を目指すとのことで,具体的にはレイドコンテンツやギルド戦など,コミュニティを核とした要素を盛り込んでいくという。
ユ氏は,これまで格闘ゲームをはじめ,多くの日本産ゲームをプレイしてきたと述べ,今,自分の手がけるC9がこうして日本でローンチされることは大変光栄なことだと話していた。なお日本での展開にあたり,ゲームオンからWebzenへ100項目以上の依頼案件が提示されたという。中川氏によれば,そのうち数十の項目はすでに実現されているそうだ。
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会場では,菅野さんのメッセージと,土屋さんによるビデオメッセージも披露され,菅野さんによれば,C9というタイトルをヒントに“9”にまつわる世界的な名曲を内包した楽曲に仕上げるとのこと。ストリングスとギターサウンド,そして土屋さんのカリスマ性のあるボーカルを組み合わせ,クラシックとロックを融合した雰囲気を目指すそうだ。また土屋さんは,C9の世界観やゲーム性に合わせた格好いい曲になると話していた。
この企画は中川氏の熱意によって実現したとのことで,詳細は曲が完成次第,追って発表される。
カンファレンスの最後,中川氏はゲームオン全体でC9に取り組んでいると,あらためて説明。松井氏の協力を得て,PvPのオフラインイベントにも力を入れていくので,期待してほしいと締めくくった。
「C9 [Continent of the Ninth]」公式サイト
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- 関連タイトル:
C9 (Continent of the Ninth)
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